Kid Rena

基本情報
生年月日
1898/08/30(New Orleans, Louisiana)
命日
1949/04/25(New Orleans, Louisiana)
使用楽器
経歴

本名はHenry Rena。1898年にニューオリンズで生まれた。兄のJosephはドラムを演奏する。幼いころからLouis ArmstrongやLouis Madison(Kid Shots Madison)とともにストリービルを歌って歩き、小遣い稼ぎをしていた。実は、この三人は幼馴染であっただけではなく、少年院時代の音楽仲間でもあった。

Kid Renaは1913年(?)にLouis Armstrongとともに黒人少年院(Joseph Jones’s Colored Waifs’ Home)のブラスバンドに入った。少年院を出ると、1919年にはKid Oryのバンドに参加し、その後1920年にはKid Oryの楽団を離れ自分のバンドを結成した。1920年代の半ば頃に最盛期を迎えたこのバンドは、まだ若かったGeorge Lewisと、兄のJoseph Renaのドラムをフィーチャーした演奏で、ニューオリンズでも人気を集めていた。何回かシカゴに演奏旅行に出かけたこともあったという。この時期から 1930年代にかけて、Sharky BonanoやLouis Primaなどに少なからず影響を与えた、とする話もある。その後Tuxedo Brass Bandに参加し、不況時代にも自身のバンドを率いていた。

彼の唯一の録音は1940年のものである。この録音は、Bunk Johnson再発見(1942年)によって火がついたニューオリンズ・リバイバルブームの、先駆け的なセッションであったといえるだろう。このレコーディングにはBig Eye Louis Nelson(トロンボーン奏者のLouis Nelsonとは別人)とAlphonse Picouという二人の伝説的なクラリネット奏者だけでなく、ニューオリンズの指折りのトロンボーン奏者であったJim Robinsonも参加した。

この歴史的なレコーディングの後、しばらくすると彼は体調を崩した。原因は深酒とも言われる。この体調不良を理由として音楽から1947年に引退したKid Renaは、その二年後の1949年に故郷のニューオリンズで亡くなった。

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