「初期のジャズ」ですが、6年ぶりの更新になります。6年前には日に200名を超えるアクセスがあったのに、今はその10分の1ほど……。更新頻度はやはりアクセス数に効いてきますね。「継続は力なり」の逆もまた真なりで、継続しないとここまでサイトとしてのちからが落ちるのか……と感じました。

6年前というと、よく大阪や神戸に呼んでいただいたりもしていた時期で、当時を思い出してみたりもしたのですが、この6年間に日本のトラッドジャズ界隈の状況もいろいろと変わりましたね。トラッドを演奏する素晴らしいバンドが新たに結成されてにぎやかになった一方で、様々な情報を発信されていたアーリージャズ系のウェブサイトが閉鎖されたり、古いジャズを専門とするCDレーベルで入手が困難になったものがあったり……と寂しい話も多いです。あとは個人的には、大阪難波にあったSwing Houseが閉店したのが残念なニュースでしたね。

というわけで、久しぶりにウェブサイトに向き合って、最新版のWordPressを元に再構築してみたのですが、このあたりのソフトウェアも随分と進歩してるんですね……あとは、PhotoShopに初挑戦してみたのですが、なかなか楽しかったです……まあ、これについては、ジャズに関連する話題ではないので割愛。暇があったら、ジャズ系じゃない方のブログで何か書きます。

さてさて。約6年間の休眠中になんとなく温めてたジャズ企画をつらつらと書いてみます。どれか一つでも実現したらいいな……と思いつつ。

  1. 架空のジャズミュージシャンの伝記の執筆
  2. アーリージャズ関連のマグカップやTシャツなどグッズ制作
  3. 無人島レコード現代版(宇宙旅行にCDを持っていくとしたら……というインタビュー企画)

1つ目の架空のジャズ評伝は、書き始めてみて、やはり労力が半端なくかかるのがわかり、中断……ジャズミュージシャンって、おもしろい逸話を持っている人が多いですし、そういう雰囲気が出せたら面白い架空伝記になると思うんですよね……Fletcher Hendersonの楽団メンバーで野球をした時のColeman Hawkinsの話とかRex Stewartが語ってますが、あれとか面白くて仕方がないです。

2つ目は、このサイト休止中にも一度、アメリカのコミック作家であるRobert Crumbのジャズやブルース関連のイラスト版権について、問い合わせてみたりはしてたんですよね。この手のグッズには需要があると思うのですが、是非、再チャレンジしてみたいです。

3つ目の「無人島レコード」現代版ですが、だれかインタビューされてみたい……という人、いませんかね?「ひとりで宇宙旅行に行くのに1枚だけCDを持って行ってもよいと言われたら何を持っていく?」という感じのテーマについて、魅力的に語ってくれる人がいたら、これは実現させてみたいな、と思っています。

というわけで、妄想半分という感じですが、放置していてアクセス数も減ってしまった「初期のジャズ」ですが、そろそろ再始動しようかと思っています。